東京大学総合研究博物館  ”異星の踏査―「アポロ」から「はやぶさ」へ”展 (東京都文京区)

ポスターにぐっと惹かれるものがあって、東京大学総合研究博物館に行ってきました。ただで月の石を見ることができます。万博で見損なった方にはおすすめです。かぶりつきでずっと観察できました。人間の警備員の背後の暗闇からSECOMのハイテクロボットが凝視しているのは不気味ですが、攻撃はされませんでした。
 無料ということで窓口もなく、扉を開けるとそのまま展示室になっています。どきっとします。しかも、真っ先に目に入ってくる隕石が、個人的にとてもかかわりが深い有名なものだったので、気持ちを100%持っていかれました。(昔昔、その一部を分析してました) 特別展示室の中では、太陽系の惑星・衛星の写真映写に釘付けになって、しばし宇宙空間を浮遊している気分になっていました。そのうえ胸がどきどきしてしまいます。こういう形状に反応する脳細胞があるのかもしれません。
 常設展示も想像以上で、特定のテーマをもって訪問したら魔法の抽斗から鉱物、動物、植物の標本が飛び出してきそうな期待感あります。