毎週の会議が終わった後にムーセイオンで時間調整。展示室に向かう４人掛けの席があいていましたが、ここはファミリーに使ってもらった方がよいなと思って一段下がった席でPCを開いていると、３人連れのご家族が入ってその席に。博物館研究の知り合いでした。狭い世界です。
そのあと、エントランスで待ち合わをした２人をお連れして、主に地球館をご案内しました。私もただの訪問者なのですが、なぜか少し誇らしい気もします。ハワイの実業家であるヨシモトさんのコレクションを一緒に見学していて、あらためて、パンダやゴリラなど今では集めることはできないと思われるものも含め、これだけの動物を集め剥製にし私設博物館まで作られたことに驚きます。そして最後にそれを日本の博物館に寄贈したことまで考えるとその人生自体も驚異と思えます。
ニューヨークの自然史博物館では、同じような剥製が、種ごとに生息環境を再現したジオラマの個室に展示されているのですが、ここでは日本の博物館ならではのスペースの問題もあるのでしょう。オールスターが一堂に会しています。それが異様な迫力を生んでいます。(2013/1/11)
