それこそ数百回前を通り過ぎるだけで訪れることがなかった博物館、ようやく扉をあけました。
立派に復元された停車場。玄関階段左側にあいた穴を覗き込むと、発掘された最初の停車場の石段の一部が見学できます。
歴史はすぐ足もとにあるのに、掘り返す意思がなければ消えていきます。
第32回企画展「おみやげと鉄道」。今日も素敵な企画展が開かれていました。
鉄道そのもののハードを展示する博物館は日本各地に整備されてきましたが、鉄道に結び付く記憶を掘り返すこのような企画展は、まさにこの地だからふさわしい感じがします。
崎陽軒のお弁当の売り子の展示を見ていて、2か月前に見学した横浜工場のことを思い出しました。
http://www.visit-museum.net/2013/06/post-5695.html
「鉄道の旅と結びつくモノ」を追及していった各地の企業の歴史が文化を作ったといえるようにも思います。