今ここに立つ像に至る歴史 立命館大学国際平和ミュージアム

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1949年、戦没学生の手記『きけわだつみのこえ』刊行。収入をもとに戦没学生記念会が「わだつみ像」を計画、彫刻家・本郷新氏制作。

1950年、設置予定だった東京大学は評議員会が受け入れを拒否。

1951年、立命館大学の末川博総長が「わだつみ像」引き受け意思表明。

1969年、大学紛争で破壊。

1976年、再建立。

そして今、立命館大学国際平和ミュージアムのエントランスに。
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/museum/other.html

慶應義塾のプロジェクトの研究者2名に同行して、「学徒出陣」を中心にお話をうかがってきました。立命館大学がなぜこのミュージアムを立ち上げたのか、歴史を含めてたっぷりと時間をかけて教えていただきました。

これがよりアクセスしやすい場所にあれば・・・と勘違いしていましたが、ここは数百メートル内には年間参拝者200万人といわれる京都・金閣寺と石庭で知られる龍安寺の間。そのように解説していただいてはじめて、国内、世界からのアクセスとしては日本有数の立地だと気づきました。