NHK大河ドラマ「いだてん」の時代 江崎記念館

2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公が日本マラソンの父・金栗四三(かなくりしそう)。グリコの「ゴールインマーク」2 代目のモデルの一人です。

江崎記念館を訪ねると、金栗の出身地・熊本県和水町が主催しグリコが協力する「江崎グリコ×金栗四三」企画展の第2回が展示されていました。1891年(明治24)生まれです。

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このマークやおもちゃの同梱等、製品作りに加えて積極的な宣伝のアイデアを次々と成功させたのが、創業者・江崎利一でした。1882年(明治15)生まれ。

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道頓堀の巨大ネオンは、大阪の象徴にもなっています。

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利一は佐賀県生まれ。19歳で父を失い、弟妹など六人の家族の全責任を負う立場となります。父が始めた薬種業に励むかたわら、近くの港で水揚げされた牡蠣(カキ)に含まれるグリコーゲンから「グリコーゲンの事業化」を思いつきます。

1921年、41歳で一家で大阪に移住。翌年、菓子の会社を設立。「グリコ」キャラメルの誕生です。

もうひとつの歴史ある菓子「ミルクキャラメル」の森永製菓の創業者・森永 太一郎も佐賀県の出身。佐賀とキャラメルに関係はあるのかないのか、課題に残しておきます。

江崎記念館 ※事前予約が必要です。

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