明治20年の地震を表現した針金模型 (国立科学博物館・日本館1階南翼 [自然をみる技])

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破壊された建物の残骸ではありません。地震計に記録された3次元の変異を表現したものだということです。今であれば、ディスプレイ上で疑似3次元で簡単に写し出せそうですが、100年以上前のこの表現を考えたほうが素敵な感じがしないでしょうか。
今日は、音声ガイドの解説を聞きながら、望遠鏡、地球儀・天球儀、地震計、時計、顕微鏡、と科学のベースになる”計る”道具を勉強しましたが、各所に”技術的制約を乗り越えようとするオリジナルの工夫”が読み取れました。技術は進歩したのでしょうが、技術開発の想像力は進歩しているといえるのかどうか。

p.s. 音声ガイドの利用料金は、1年間4千円で友の会に入会し初回だけ300円払えば2度目以降はタダです。インタビュー形式のちょっと変わった解説を聞きながら歩を進めることができます。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/access/id/index.html