「白鶴」の展示を進むと「猫」や「馬」が出現。そういえば先ほど「猿」と「かえる」もあったはず。これは、きっと酒蔵内には他にもたくさん動物がいるのではないかと探し回って見つけたのは、「燕」「雀」「狐」「とんぼ」。
白鶴の酒蔵では、道具に動物の愛称をつけているのだと知り、もしかすると次の菊正宗では、同じ道具に植物の名前をつけていたりはしないだろうかと予測をたてます。
結局、ここでも同じ道具には同じ名前がついていました。道具に動物の名前を付けた理由は、灘五郷の中の同じ御影郷にある「剣菱」のホームページで、解説されていました。
「その理由は、かつては現在のような義務教育の制度がなく、小学校を出たぐらいの年齢から蔵で働き始めることも多かったため、誰もが理解できて、なおかつ親しみが湧きやすい動物の名前で呼んでいたといわれている。」
ということです。
最近、この仲間にロボットも加わったようです。
「鶴」
「猫」
「馬」
「猿」
「かえる」
「とんぼ」
「燕」
「雀」
「狐」
「ハクちゃん」
白鶴酒造資料館 入場無料
昭和40年代中頃まで実際に清酒醸造に使われていた本店壱号蔵を改造して開設
菊正宗酒造記念館 入場無料
平成7年1月17日、旧酒造記念館は阪神淡路大震災によって倒壊。がれきの下から寧に手作業で拾い出し、全面建て替え工事の末、4年後の平成11年1月25日に復興オープン。